情報は追っている
AIに振り回される側から、判断する側へ
本質のAI講座 Day 1
AIに任せる前に、自分の課題を整える
目的、文脈、判断基準からAI活用を始める
共感 / 6分
AIを学んでいるのに、仕事が変わりきらない
AIは使っているのに、仕事が変わりきらない感覚から始める
ツールも触っている
でも、自分の業務へのつなげ方が見えない
動機 / 7分
なぜ、この講座をやるのか
誇大な便利さや枝葉のツール論ではなく、AIを仕事に活かす本質を扱う
AIで何でもできる、という話が増えている
枝葉のツール操作だけが目立ちやすい
だから、本質を学べる場をつくりたい
比較 / 6分
普通のAI講座と、この講座の違い
この講座は、操作方法ではなくAIを使いこなすための土台を作る
本文 / 7分
この講座でいう「本質」
本質とは、AIを実務の成果につなげるための判断軸である
何のためにAIを使うか
何をAIに任せ、何を人間が判断するか
出力をどう直し、業務に残すか
図解 / 6分
本質を3つに分けて見る
情報、仕組み、乗りこなしを押さえると、ツールに振り回されにくくなる
仕組みの全体像
図解 / 5分
2日間の流れ
Day 1で判断軸を作り、Day 2で自分の課題を形にする
Day導入 / 5分
今日のゴール
Day 1では、ツール操作より前の判断軸を作る
章扉 / 2分
1. まず、今のモヤモヤを
言語化する
問い: AI活用は、なぜ仕事に残る時と
残らない時があるのか
Work / W-D1-01 / 10分
ワーク: AI活用の現在地を
確認する
うまくいった場面とうまくいかなかった場面を比べると、
学ぶべき軸が見える
うまくいった使い方と止まった使い方を比べる
7分記入、3分共有
最近のAI活用で、
うまくいったこと、
うまくいかなかったことは何か
章扉 / 2分
2. なぜうまくいかなかったのかを
分ける
問い: 止まった理由は、
AIの能力不足だけなのか
図解 / 4分
まず、前提が足りない
AIの能力不足に見える失敗の多くは、
目的やデータの不足から起きる
図解 / 4分
もう一つは、進め方の問題
目的と材料があっても、
粒度、役割、レビュー基準が曖昧だと止まる
混ざっている
ない
Work / W-D1-02 / 10分
ワーク: うまくいかなかった理由を
特定する
理由を1つ選ぶと、この後の解説を自分ごとで聞ける
止まった理由を仮説化する
7分記入、3分共有
うまくいかなかった場面では、
何が足りなかったのか
接続 / 3分
理由の背景: AIが知っていること、
知らないこと
失敗理由の背景を、AI、データ、人間、Agentの関係から見る
図解 / 5分
AI活用を4つに分ける
AI活用は、LLMだけでなく、
人間、データ、道具の組み合わせで動く
図解 / 4分
混ぜると、誤解が起きる
AIをひとまとめにすると、
何を渡し、何を判断するかが見えなくなる
本文 / 5分
AIは、とても知識があります
LLMは広い知識を持ち、文脈をもとに言葉を返す
本文 / 6分
でも、あなたのことは知りません
AIは一般知識を持つが、
あなたの業務や判断は最初から知らない
本文 / 5分
だから、コアはデータです
AIが知らない現場をつなぐものがデータである
現場
つながる
本文 / 4分
データは、残して育てる
レビュー結果や失敗の記録も、
次のAI活用に使えるデータになる
図解 / 4分
変わるものを追いすぎない
AgentやLLMやUIは、これからも変わり続ける
図解 / 4分
育てるものに投資する
ツールが変わっても、業務データ、判断基準、型は持ち越せる
図解 / 4分
LLMとAgentは、別物です
LLMとAgentは、同じAIという言葉でまとめず、役割を分けて見る
ケース / 4分
コーディングAgentは、作業する道具
Claude Code、Codex、Antigravityなどは、
LLMを使って作業するAgentである
見て進める
本文 / 4分
Agentにも、前提が必要です
Agentも、目的、材料、合格基準があるほど動きやすくなる
動きやすい
材料
レビュー基準
本文 / 5分
まず、知識を整理する
AIは知識を持つが、
良い成果物には知識の整理と構造化が必要である
本文 / 4分
制作物は、まず中身から考える
画像、資料、動画も、
最初に考えるべきは見た目ではなく中身である
理解してほしいか
図解 / 4分
次に、フォーマットと合成を分ける
中身、フォーマット、合成を混ぜると、
それらしいだけの出力になりやすい
ケース / 4分
開発は、AIが得意な分解の例
開発では、最終アウトプットと合格の定義を先に決める
整理する
決める
テストを先に作る
ケース / 4分
開発は、小さく作って確認する
AIは、小さく作って確認できる作業ほど力を出しやすい
ケース / 5分
画像、資料、動画も同じです
画像、資料、動画も、
作業を落とし込むほどAIが協力しやすくなる
合成に分ける
確認しながら仕上げる
章扉 / 2分
3. 目的が曖昧なまま
AIに聞かない
問い: AIに聞く前に、
何を決めておくべきか
本文 / 5分
AIは、神ではありません
AIは神ではなく、指示と文脈に沿って返す道具である
沿って返す
文脈で補う
推測する
本文 / 5分
だから、先に前提を決める
AIに任せる前に、人間が目的と条件を渡す必要がある
答えも曖昧になる
一般論になりやすい
直し方も決まらない
図解 / 4分
依頼前に決めること
まず、何のために何を作るかを決める
使い手
図解 / 3分
依頼前にそろえる条件
制約と完成ラインがあると、依頼とレビューが近づく
Work / W-D1-03 / 12分
ワーク: AIを使う目的を1つ選ぶ
目的を短く書くと、依頼とレビューがそろう
AIに聞く前の前提を整える
8分記入、4分共有
今回AIで良くしたい作業は何か
章扉 / 2分
4. AIに任せる作業と人間が持つ判断
問い: AIに任せてよいこと、人間が持つことは何か
20分
本文 / 4分
AIに任せやすい作業
AIには、素材を作る作業から任せる
素材作り
本文 / 4分
人間が持つ判断
目的、文脈、品質基準は人間が持つ
持つ判断
本文 / 4分
一緒に確認する領域
事実、制約、顧客影響は必ず人間が見る
最終確認
ケース / 5分
ケース: 提案文をAIに書かせる前に
同じAI出力でも、判断基準がなければ使えない
状況: 提案文を作りたい
AIには下書きを頼む
判断は人間が持つ
Work / W-D1-04 / 7分
ワーク: 任せる、判断する、確認する
作業を3分類すると、AIの使いどころが見える
自分の作業をAI活用の単位へ分ける
5分記入、2分共有
AIに任せる部分、人間が判断する部分、確認が必要な部分はどこか
休憩 / 10分
休憩
- 10分後に再開します
- 再開後は、自分の課題をAIに相談できる単位へ分けます
章扉 / 2分
5. 大きな悩みをAIに相談できる単位へ分ける
問い: その悩みは、どんな作業に分けられるか
45分
図解 / 4分
まず、情報を扱う作業に分ける
大きな悩みは、まず情報を扱う作業へ分ける
図解 / 4分
次に、形にして直す作業に分ける
次に、作って確認し直す作業へ分ける
頭の中の材料を、いったん見える形にする
目的、読み手、事実に照らして見る
ズレを見つけて、もう一度頼み直す
ケース / 4分
「売上を上げたい」をそのまま投げない
抽象的な悩みをそのまま投げると、一般論が返りやすい
依頼が大きすぎる
作業が混ざっている
返ってくる答えが一般論になる
ケース / 4分
分けると、最初の一手が見える
作業に分けると、AIに相談する入口が見える
顧客を整理する
課題を仮説化する
提案文を作る
Work / W-D1-05 / 20分
ワーク: 業務課題を作業単位へ分ける
困りごとを分けるほど、AIへの相談が具体になる
自分の課題をAIに渡せる粒度にする
15分記入、5分共有
困りごとは、調べる、整理する、考える、作る、確認する、直すのどこに分けられるか
共有 / 6分
共有: どこまで分けると相談しやすいか
他の人の分け方を見ると、自分の課題も見直せる
1つの課題を短く共有する
AIに任せやすそうな単位を1つ選ぶ
まだ大きすぎる部分を見つける
章扉 / 2分
6. AIが知らない自分の文脈を渡す
問い: AIのズレは、何を知らないことで起きるか
40分
本文 / 6分
AIは、あなたの現場を最初から知りません
AIの回答がズレる理由は、能力不足だけではない
過去の経緯を知らない
相手との関係を
知らない
細かな制約や
避けたい方向を知らない
図解 / 4分
AIに渡す基本文脈
背景、対象者、制約を渡すと、出力の前提がそろう
図解 / 4分
AIに渡す判断文脈
判断基準と避けたい方向を渡すと、ズレを減らせる
実演 / 10分
実演: 文脈を足す前と後を比べる
同じ依頼でも、渡す情報で出力は変わる
依頼だけの
出力を見る
背景と制約を
足す
目的に近づいた点、
まだ足りない点を見る
Work / W-D1-06 / 12分
ワーク: AIに渡す文脈を書き出す
自分の頭の中の前提を外に出す
AIのズレを減らす前提情報を作る
9分記入、3分共有
AIが知らない背景、制約、判断基準は何か
章扉 / 2分
7. 出てきた答えをそのまま使わない
問い: 出力を何に照らして直すか
40分
本文 / 6分
AIの答えは、最終成果物ではありません
AIの出力は完成品ではなく素材である
図解 / 4分
出力を見る基本観点
まず目的、読み手、事実に照らして見る
図解 / 4分
実務に戻す観点
最後に、制約と次の行動に照らして直す
Work / W-D1-07 / 15分
ワーク: AI出力をレビューして直す
出力を直す練習で、使える形への変換を体験する
出力を素材として扱う練習をする
10分レビュー、5分共有
この出力は、どこを直せば実務で使えるか
まとめ / 4分
直すのは、出力だけではありません
悪い出力は捨てるだけでなく、依頼を直す材料にする
見つける
悪い出力は、次の依頼をよくする材料になる
図解 / 4分
頼み直しは、4つに分ける
頼み直しは、追加情報、制約、例示、分割で整理できる
本文 / 5分
失敗も、知識として残す
失敗した出力も、次にうまく使うための知識になる
何がズレたか
何を足せばよかったか
次はどう頼むか
本文 / 5分
うまくいった型は、Skill化する
繰り返す判断や手順は、次回使える形に残す
目的と前提
判断基準
次回の手順
章扉 / 2分
8. Day 2に持ち込む課題を決める
問い: 明日、どの課題を試作するか
25分
本文 / 6分
Day 2で扱う課題の選び方
Day 2の課題は、価値があり、小さく試せるものを選ぶ
扱う課題
Work / W-D1-08 / 12分
ワーク: Day 2の課題候補を決める
課題候補を1つに絞ると、Day 2の試作が始められる
明日扱う課題の候補を選ぶ
8分記入、4分共有
どの課題なら、明日小さく試せるか
まとめ / 5分
Day 1のまとめ
AIを使う前の整理と学習の残し方が、明日の試作の土台になる
型を残す
宿題 / 2分
可能であれば: Day 2前の環境準備
できる人は、GitHubとAntigravityを準備しておくとDay 2の試作が進めやすい
試作の入口を作る
GitHubアカウントを作る
Antigravityを入れて起動する
任意でClaude Codeも入れておく